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へっぽこ登山日記 vol.12 宮之浦岳登山―06年度春 岳参り― 暖かな4月が過ぎ、忙しい黄金週間なる巨大連休も終わり、ぼちぼち石楠花の咲く季節となってまいりまして。昨年で終わると思いきや、今年もちゃんと覚えていたぞ!宮之浦地区岳参り!本来なら宮之浦区として行う行事になるであろうこの岳参りも、行われなくなって久しくもはや区の行事からは無くなっています。 そこで!昨年より我がナカガワスポーツが主体となり勝手に(区には話をしていますが)公式行事として岳参りを行っております。 今年はそんな岳参り・2年目です。 5月31日(水) 当初の予定では定休日のこの日に岳参りを実施する予定。これを逃すとこの後天気の良い日は無く(この時点で)、行かざるを得ない状況。しかし、行かなかった。 理由は、月末で何かと忙しいというのと翌日が中学校の陸上大会という事で駆け込みのお客様が多いのではないか?という予想から。 いつ行ける、岳参り? 6月5日(月) 昨日より天気予報を見ると、どうも火曜から水曜にかけて天気は良さそうな感じ。7日の水曜は定休日としており、この日に行けそうなのだが問題は天候。月曜の時点で火曜が曇りのち晴れ、水曜は晴れのち曇り。木曜からは雨との予想。これがもし早まれば、水曜は朝から雨という可能性も有り。・・・・ 「よし、明日行くぞ」 という社長の一言。心の準備も体の準備もままならぬ中、岳参りが翌日に決行となった。・・・まあ、次の日も休みなので体が休めてよいのですが。
6月6日(火)岳参り当日、午前4時半集合。朝から神社を参り、海岸で朝一番の砂を取り・・・と準備をしているとすぐに時間は過ぎる。 宮之浦から安房へ車を走らせる。海の方を見ると、綺麗に晴れているように見受けるが・・・反対に山に目を向けてみるとどんよりとした雲が覆いかかぶさっている。上の方は、どうなっているんだろう? 県道から屋久杉ランド線へ入ると、徐々に天気が悪くなっていく印象を受ける。やはり山はあまり天気が良くないみたいだ。が、天気予報を信じるならばこれから徐々に回復に向かうはず。このどんよりした雲も、今だけだ・・・・と思う。
午前6時、淀川登山口到着。霧こそ出ていないが、やはり曇り気味。時折霧雨も感じられる微妙な天候。まあ暑くてしょうがないよりはまだ歩きやすいので良いかなーと思いつつ、朝ごはん。 諸準備を済ませ、さて出発―の前に、岳参り専用のコスチュームを。白法被に陣笠。ぬう、妙な三人組の出来上がりです。しかし、雰囲気だけはバッチリ。という事で、6時半に登山口を出発しました。 ゆっくり、ゆっくり、休みは少なめ。この法則を守りながらゆっくり歩く。淀川入り口―淀川小屋は40分ほどで到着。少し遅いかな?という感じもしますが、まあ休みは2分少々なのでこれで良いかな、と。
ここから先、花之江河までの約1時間ほどが長い。帰りはもっと長く感じる。行きの登りの急なこと急なこと。これを上がれば5分で息が上がる。・・運動不足気味ですか?でも、しょうがないじゃないですか。 それでもゆっくりゆっくり息を整えつつ歩く。体重移動を意識しつつ、ゆっくり歩く。 そうして30分ほど歩くと、最初の石楠花を発見。つぼみのものもあったり、綺麗に咲いているもの、もう散ってしまっているもの。色々ありましたが、綺麗に咲いているものが一番多くあったようです。まだ上にはいっぱいあるのでしょうが、とりあえず激写、激写。
淀川小屋出発よりちょうど1時間後、小花之江河に到着。辺りは霧に包まれ・・・とまではいきませんが、まあ白い景色が広がっています。湿原、苔なんかにすればこういった気候の方が過ごしやすいのかも知れません。 ここで小休止―といっても「はい2分休憩!」という程度の小休止。を済ませて花之江河へ。
おとなり花之江河は10分掛からないくらいで到着。休憩は取ったばかりなので、ここはそのままスルー。次の小休止ポイントは、投石平。約40分ほどで到着の予定。 そこまでの道にもぽつぽつと石楠花が咲いているのが見て取れました。今年は結構咲いているなぁ〜なんて思っていたのですが。結構どころじゃなかったです。 投石平、到着。景色は相変わらず。―と思いきや、風に流され雲が動く。お、ちょっと山が見える〜。おお! 開けた目の前には、無数の石楠花が咲いていました。遠目なのでどの位の咲き方なのか分かりませんが、兎に角咲いている!あっちにも、こっちにも、それこそ無数に。こんな景色は今まで見たことがなかったので、思わず口にでていました。 「すげ〜」 そこから先も沢山石楠花が見られました。それこそ今まで見た中で一番。当たり年とも裏年とも言われてなかったですが、自分の中では今年が今までで一番当たった年だなぁと思います。加えて雲が流れ、徐々に青い空も見えつつあり、気分も晴れてきます。やはり青い空はいい!
午前10時36分 宮之浦岳頂上 到着 スタートから約4時間で到着。まずまずのペースではないかと思います。が、本番はこれから。「岳参り」ですから、祠にお参りに行かなくては。それがメインの登山ですから。
宮之浦岳頂上の裏手の方に回ると、祠があります。永田岳側にほんの少し下って、岩を回り込むように行くと岩の割れ目に祠があります。これは知っている方でないと分からないらしく、同時刻に頂上にいらっしゃった登山者の方も「こんなんがあったのか〜」とおっしゃってました。お参りは、朝一番の砂を祠前に撒き、塩・米・酒を供えてから祝詞を上げます。祝詞に関しては私はよく分からないのですが、社長が神社で聞いたか永田岳岳参りの祝詞を参考にしたのか・・・その祝詞を上げています。(詳しく分かりましたら後日「岳参り」というコンテンツで紹介致します。) しかし、この間がまたたまらなく辛かった。急に天候が変わり、雲がかかり、小雨が降り、風が吹きつける。気温は10℃を下回りつつあり、体感温度はそれより下ではないか?という感じ。たまらずレインスーツを着込み、防風・防寒をするがそれでも寒い。いやはや、山の天候は変わりやすいといいますが、まっこと大変でした。あまりに寒いので、食事を済ませてさっさと下山しました。
下山は登り以上にゆっくり〜と、写真を撮りつつ下りました。自分的にはそんなに変わらない気がしましたが、時間は4時間半ほど掛かっていたのでやはりゆっくりだったのでしょう。下りは足にくるし、太腿はつるし・・・どうしてもペースが遅くなりがちです。ま、この方が怪我しなくてすむから良いのかも知れませんが。 五穀豊穣、健康祈願、島内繁栄・・・あまり多くは望みませんが、まあ普通に1年過ごせれば文句はありません。次は・・・沢登り、かな? |